日本の歴史の中で屈指の戦いを今川義元・織田信長両者の幼少期から戦いの終結に至るまでを描いています。
三国志きっかけで中国古代の歴史にハマるようになり日本の歴史はほとんど見ないようになっていて、その中でも今川義元は何の興味も沸かない武将でした。今川義元といえば、自分の勝手なイメージだといいとこのボンボンで貴族趣味で織田信長を有名にするだけの武将という感じでした。
数カ月前、確かNHKの番組で今川義元を扱っていて、かなり間違ったイメージが広まっているとの事でした。実際の今川義元はかなり優秀だったようです。今川仮名目録に追加を等の法整備、寄親・寄子など内政・軍事を含む外交どちらも力があったそうです。桶狭間の戦いに信長が勝利できたのもかなり偶然の要素が大きかったようです。 この漫画を読んでいると義元なくして信長のその後もなかったような気がします。好きすぎて殺してしまったというのもあながち間違いではないかも???
義元の扱いも含めて、戦国時代の新解釈もあり久しぶりに日本の歴史も面白いと思いました。